北欧建築。天使のような美しい光が宙に浮く空間。Hyvän Paimenen kirkko(グッド・シェパード教会)
2021年09月13日
今回は、ヘルシンキ市内にある、Hyvän Paimenen kirkko(グッド・シェパード教会)のご紹介です。
ヘルシンキ中心部より車で約30分の森に囲まれた場所にあります。
この教会は、2002年の改装工事で、著名なフィンランド人建築家のユハ・レイヴィスカ(Juha Leiviskä)によってデザイン設計されたもの。
ユハ・レイヴィスカは、現在も改装中のMyyrmäki Church (ミュールマキ教会)を設計したことでも有名です。
彼は、光と音楽の建築家として知られ、光の結晶のようなペンダントライトのデザインも手がけました。1階、2階と場所を変えて見るとそれぞれ違う表情が伺え、天使のような美しい光が宙に浮く不思議な空間を体験できます。
正面の壁面には、白樺の木を思わせる、透明クリアのキューブが天高く連なっており、このキューブはキャンドルホルダーともマッチしているデザインです。
柱後ろの壁には、緑や青など色のプレートが貼られており、このクリアキューブに光が反射して、かすかに色の光を演出しています。
詳細は下記の動画もあわせてご覧ください。
柱の後ろを覗いてみて。
地下1階には、有事の際の防空壕も完備!
教会の情報:
Hyvän Paimenen kirkko(グッド シェパード教会)
住所:Palosuontie 1, 00660 Helsinki
アクセス方法:
ヘルシンキ中央駅よりバス67番で約30分、 バス停 Halkosuontie 下車より徒歩5分。
All Photos & Text: Yuko Räsänen
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